2016年06月18日

白血病の猫を保護した経験の書き置き

ひさびさの更新です。

みーちゃんを看取ってから2年以上経ちますが
その前にも後にも白血病の猫を保護したり
預かったりしています。

その中で気が付いたことや
個人的に感じたことを書き留めておきます。
何かの時に役に立ちますように。

順を追って書きます。

みーちゃんは保護した時は
ほとんど死にかけでしたが
幸い人なれしていたのでご飯を食べさせることが出来ました。
一日入院しましたが病院ではご飯を食べないので
連れ帰って高カロリー食を強制給餌しました。
シリンジで少しずつ飲ませて体力をつけるようにしました。

症状はひどい猫風邪をたぶん2種類はひいていたと思います。
耳ダニもありましたがお腹の虫やノミダニはなし。
想像ですがもう死にかけてたんで逃げちゃったのかも?

うちの猫にも白血病ウイルスキャリアがいるので
風邪の菌が命取りになります。
まず、部屋を隔離して出入りはわたしだけ。
入室はビニールかっぱを着てゴム手袋にマスク。
風邪が完治するまでは徹底しました。

表立った症状がなくなってから
他の猫との相性をみましたが
自分から仲良くするわけでもなく
他の猫も無関心だったのでお部屋フリーにしました。

ただ、うちの場合はもともとキャリアがいたので
白血病のワクチンを全員していた安心感があったと思います。
100%感染防止出来ることはないそうですが
特別にグルーミングしまくることがなければ
ウイルス自体は感染力が弱く
空気感染もないそうなので神経質になるより
人も猫も精神的に楽かな?と判断しました。
これはわたしの独断ですのでおススメはしませんが。

みーちゃんは機嫌よく過ごしました。
歯もきれいでよく食べられましたし
穏やかで人懐こくてかわいそうなくらい控えめでしたので
他の猫ともつかず離れずで過ごせました。
みーちゃんはエイズ感染もしていたのですが
ケンカなんかぜんぜんしないので安心でした。

症状が出たのは突然で
急に前足で口を掻きまくると
だだだっと走ってすみっこに隠れました。
一晩息が上がって苦しそうでした。
そこからなし崩しに悪くなりましたが
病院ではてんかん発作ではないかと言われました。
ステロイド注射をして様子見になったと記憶しています。

ケージにこもって過ごすことが多くなったのですが
今思えばこのあとちゃんと
口内炎の心配をしてたらと後悔しています。

最初、歯がきれいだったので安心していたのですが
食いつきが悪くなって初めて
取り返しがつかないくらい口が痛いことに気が付きました。
ご飯が食べられないとどんどん悪くなります。

みーちゃんはモンプチとスープならなんとか食べました。
子猫用のカロリーの高いものを与えました。
体重2kgを切ると危ないような気がします。

みーちゃんは公園で保護した2匹目の猫でした。
先に保護したひめこはまだ元気です。
同い年で同じ場所で一緒に暮らしていたのですが
ひめこは3ヶ月くらいの子猫の時に
ひどい猫風邪で失明しそうなところを保護して
白血病がわかると1週間毎日
猫インターフェロンの注射に通いました。

ウイルス除去は出来なかったのですが
それから室内飼いで5年生きていますし
特別に病弱ってわけでもありません。
野良猫の寿命は3-5年と言いますから
もうこれからは元を取ったと考えていいと思ってます。
みーちゃんはずーっと風邪と暑さ寒さに耐えて
それでも2年は外で頑張ったのですから
お家で早く飼っていたらもっと長生きだったでしょう。
外の猫でも里親探しをもっと頑張るんだった。
後悔ばっかりです。

書き忘れましたが
みーちゃんは子宮にも膿が溜まっていて
風邪が治ってから手術して取りました。
赤ちゃんも入っていたそうで死んでいたそうです。
エイズの原因はここかなと思っています。
ひめこはエイズではないからです。
なんでみーちゃんばっかり苦労させちゃったかなぁ。

みーちゃんが最後の夜に
神経障害でぐるぐる回っていた時も
抱っこしたり撫でたりしてあげればよかった。
なんか触っちゃいけないような気がしていたのだけど
本当はただ怖かっただけかもしれない。
でもみーちゃん、抱っこ苦手だったっけ。
なでなではOKだったからやっぱり撫でておくんだった。

最近になって家族がそっとくれた写真があります。

最後の朝に撮っていたんだって。
知らなかった。
でもすぐに見せるのはよくないと思って
ずっと黙って持っていたんだって。

1466180968459.jpg

これを見たら気持ちがすーーっとほどけて
やっと泣き言や愚痴を言えるようになりました。

猫を保護するってことは
いいか悪いかじゃなくって
出来るか出来ないかでもなくって
結局、見たか見なかったか。
見たら保護するしかない。
見たくなかったらそんなところに行かない。
保護してもしなくてもいつか死ぬ。

でもわたしはこれからも
何回も何回も何回も
みーちゃんのことを思い出して
生きるものとの関係を考えると思います。

それでいいかなぁ、みーちゃん。

posted by 姫丸 まいこ at 03:14| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年02月25日

みーちゃん 皆でお見送りしました

みーちゃんが死んでから
猫ボラさんやみーちゃんを可愛がっていた餌やりさんたちに連絡して
みーちゃんをどこでどう送ろうかと相談しました。

わたしは火葬でもよいかと思ったのだけれど
皆さんは元居た場所に埋めて欲しいと言われたので
毎日餌やりのおばあちゃんたちが来てくれるから
そこでいいかって思って
翌日みんなで埋めることにしました。

それからみーちゃんがまだ柔らかいうちに
沐浴させてドライヤーをかけました。
生きている時はお風呂なんか怖くって入れなかったね。
一回だけ洗濯ネットに入れて洗ったことがあったけれど
みーちゃんはどきどきしててかわいそうだった。
死んだからもう怖がりません。

お風呂上りにお気に入りのケットの上に寝かせて
お通夜には猫ボラさんたちがお花を持ってきてくれましたよ。
「みーちゃん、子猫みたい」って言われるくらい小さくなりました。

翌日ご近所の猫好きな社長さんにも連絡して
午後に餌場に集まりました。
おばあちゃんたちは3人、ボラさんとわたし。
社長も来て写真を撮ってくださいました。

わいわいとシャベルやスコップで深い穴を掘り
賑やかにお別れしました。
みーちゃんは公園に帰りました。

野良猫は病気になったら
隠れてひとりでそっと死んでいくっていうけれど
そっとなんか死なないんだって思いました。

ひとりでもがいて苦しみぬいて
やっと死んでいくのでしょう。
見てないからわからないだけなんだ。

みーちゃんは特別な子じゃありませんでした。
公園にたくさんいた野良猫でたまたま保護されただけです。
エイズで白血病でした。
それも珍しいことじゃあありません。

でもこうしてみーちゃんを知っている人が寄り合って
お見送りすることも出来たし
病院の先生も嫌がらずに診て下さったし
ボランティアさんたちが通院を手伝ってくださったり
みーちゃんのためにたくさんの寄付が寄せられたり
いろんな人がみーちゃんに関わってくださってよかった。
ひとりでは出来ないことがいっぱいありました。

でもみーちゃんを保護してよかった?って訊かれると
そうでもないって言いたいです。
みーちゃんみたいな野良猫は減って欲しいな。
飼い主のいない猫はだれも最後まで責任を持ってくれないから。
それはとてもかわいそう。

そう思っています。





posted by 姫丸 まいこ at 17:33| Comment(10) | 日記 | 更新情報をチェックする

2014年02月24日

みーちゃん 死にました

ステロイド注射をした日の夜はチュールのご飯とカリカリも少し食べられました。

それからしばらくして
部屋中をとっとっと走り始めました。
落ち着かない様子なので
あ、死に場所を探しているなとわかりました。

わたしが寝る前は枕元にぼんやり座っていました。
みーちゃん一緒に寝る?って聞いたけど反応ありません。

夜中に玄関先にだーっと走っていきました。
けいれんが始まったのだなと思いました。
何度かばたばたっと音がしましたので見に行ったら
玄関先でもがいていました。
ぐるぐる回っては倒れてけいれんを一晩中繰り返しました。
手が出せなくて朝まで側で見ていました。

朝になって足が立たなくなってやっと抱き上げることが出来たので
ケージにドームベッドを入れて寝かせました。
けいれんがひどくこのまま死んでしまうと思ったので病院には連れていくのは止めました。

でも今にも死にそうなのにみーちゃんは15分間隔のけいれんを繰り返しました。
お昼過ぎてもまだけいれんしています。
夕方、けいれんが止まって昏睡に入りました。
やっと楽になるだろうかと思いましたが
またみーちゃんは起きてもがいたりぼーっとしてたりを繰り返しました。
夜中になってドームベッドから自分で出てきて
ケージから出ようとうろうろしました。
朝、ベッドを外してケージに毛布を敷き詰めました。
みーちゃんがぶつかったり滑って危なかったからです。

もう瞳孔が片方開いて片方閉じて顔つきも変わってましたが
家人がもう一回だけ病院に、と言うので連れていきました。
せめて苦しくないようにという思いからです。

病院でももう出来ることはなかったのでそのまま連れて帰りました。

ケージに寝かせて膝掛けをかけてやると頭だけ出して
おとなしく横になっていました。
時々少し苦しみましたが概ね静かでした。
夕方、わたしが洗濯物を取り込みに行って戻ると死んでいました。
ほんの10分くらい離れた隙にみーちゃんはそっと死にました。

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posted by 姫丸 まいこ at 22:07| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする
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